英会話でよく使われるフレーズ “as well” は、日本語で「も」「同様に」「さらに」などの意味があります。しかし、その使い方やニュアンスは、日本語の「も」とは少し異なります。
そこで、本記事では、”as well” の基本的な使い方や、ニュアンスの違いについて解説します。
また、英会話でよく使われる例文も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
as well の効果的な使用方法
“as well” を使うには、まずどのように使ったらいいのかという疑問が湧いてきますよね。
as well は、日本語で「も」「同様に」「さらに」などの意味を持つフレーズです。日常会話やビジネスシーンでよく使われますが、その使い方やニュアンスは、日本語の「も」とは少し異なってしまうのも事実です。
as well の効果的な使用方法を理解するためには、まずその基本的な使い方を知ることが重要です。
基本的な使い方
as well は、主に以下の2つの使い方があります。
①2つの事柄を並べて、どちらも同じであることを示す
②1つの事柄に、さらに別の事柄を追加する
ニュアンスの違い
as well は、日本語の「も」と同様に、2つの事柄を並べて、どちらも同じであることを示すことができます。しかし、日本語の「も」と比べると、より強調したニュアンスがあります。
これらの例文では、as well が「も」と同様の意味合いで使われており、2つの事柄が同等であることを強調しています。
また、as well は、1つの事柄に、さらに別の事柄を追加するときにも使うことができます。この場合、日本語の「さらに」や「も」と同様のニュアンスになります。
これらの例文では、as well が「さらに」や「も」と同様の意味合いで使われており、1つの事柄にさらに別の事柄を追加しています。
効果的な使用方法
as well の効果的な使用方法を理解するために、以下の例文を参考にしてみてください。
①2つの事柄を並べて、どちらも同じであることを示す
②1つの事柄に、さらに別の事柄を追加する
このように、as well は日常会話やビジネスシーンで幅広く使えるフレーズです。その使い方を理解して、効果的に使ってみてください。
as well を使った【場面で英語】の具体例
as well を使った【場面で英語】の具体例を以下にいくつか挙げます。
【場面で英語】as well as … 「…も同様に…」と伝えたい時
【Situation】同僚の様子がおかしいので声をかけてみるシチュ
【Key Phrase】I’m not feeling well as well as tired. 疲れているだけでなく気分も良くないんです。 |
Hey, are you all right? よう、大丈夫? I’m not feeling well as well as tired. 疲れているだけでなく気分も良くないんです。 Oh, no. What’s wrong? なんてこった。 どうした? I’m not sure. I just *feel achy and nauseous. よく分からないわ。 ただ身体が痛くて吐き気がするだけなんです。 Maybe you should go to the doctor. 医者に行ったほうがいいかもしれないよ。 I think I will. I don’t want it to get worse. そうしようと思います。 これ以上悪化したくないので。 I hope you feel better soon. 早く良くなるといいね。 Thanks. I hope so too. ありがとう。私もそう願います。 |
*feel achy and nauseous:痛くて吐き気がします
【場面で英語】as well … 「…もまた」を言いたい時
【Situation】友人に休日はどこかへ出かけるの?と尋ねるシチュ。
【Key Phrase】Would you like to come as well? あなたも来てみませんか? |
Today is your day off, are you going somewhere? 今日休みだけど、どこかへ出かけるの? I’m going to go out drinking with Mark. マークと飲みに行くつもりなんだ。 No way! I feel like drinking too today! 本当に!今日は私もお酒を飲みたい気分なの! Would you like to come as well? あなたも来る? A: Oh, no. I don’t want to *bother you. いやいや。あなたを邪魔したくないよ。 It’s no bother. 邪魔じゃないよ。 A: Really? Okay! Let’s go! 本当に?じゃ、行きましょう! |
*bother:邪魔する、困らせる
Might as well. も高頻度フレーズ
“Might as well.” は英語の日常会話でよく使われるフレーズです。意味は、「まぁいいよ」「まあ、そうするしかないか」「仕方なく、その選択肢を取るか」といったものです。
主に質問に対する返事として使う場合などは、
A: Do you want to sit down?
座る?
B: Might as well.
まぁそうだね。
とか、
A: Can we have fish for dinner again today?
今日また夕食に魚料理にしない?
B: Might as well. It’s healthier than fast food.
まぁいいよ。ファーストフードより健康的だからね。
のように使うことができます。
また別の “might as well” の具体的な使い方としては、以下のような例が挙げられます。
Might as well. は、他の選択肢がないか、とくに反対の理由がない場合に、その行動を取る意向を示す言葉です。そのため、必ずしもその行動が最適なものであるとは限りません。また、気乗りしない様子を表す際にも使われることがあります。
Might as well. は日常会話でよく使われるフレーズですので、ぜひ覚えておいて活用しましょう。
【場面で英語】Might as well. … 「まぁいいよ」と言いたい時
【Situation】友人と二人で公園にいるシチュ。
【Key Phrase】Might as well. まぁそうだね。 |
Do you want to sit down? 座る? Might as well. I’m tired. まぁそうだね。疲れちゃった。 Okay, let’s go over there. OK、向こうへ行こう。 (A and B walk over to a bench and sit down. ベンチに行き、座る二人。) So, what do you want to talk about? それで、何について話したいの? I don’t know. What do you want to talk about? 分からないわ。あなたは何について話したいの? Well, we could talk about our plans for the weekend. じゃ、週末のための計画を話そうよ。 That sounds good. What do you want to do? いいわねぇ。何したい? I was thinking we could go to the movies. 映画に行こうかなと考えてたんだけど。 That sounds like fun. What movie do you want to see? それは楽しそうだね。何の映画が観たいの? I don’t know. What do you want to see? 分からないな。君は何が観たい? I don’t know either. Let’s just go to the theater and see what’s playing. 私も分からないわ。何が上映されているか映画館に見に見行ってみましょうか。 Okay, sounds good. OK、いいねぇ。 |
なお、Might as well. は以下の2つの言い換え表現もよく使われます。
これらの言い換え表現も、意味は同じですので、状況に合わせて使い分けましょう。
まとめ
“as well” は英語の日常会話や文章で頻繁に使用される接続詞です。
as well を覚えることで、英語の表現力が大きく向上するでしょう。
as well を活用する際には、以下の点に注意。
- as well は、文末に置くのが一般的です。
- as well は、前置詞や副詞と組み合わせて使用することもできます。
- as well は、英語の表現力を広げる上で、欠かせない接続詞です。
ぜひ、as well を覚えて、より自然で豊かな英語表現を身につけましょう。