おすすめの英語学習教材が知りたい人向け。
英語は教科として小学校から始まっています。それだけ英語が重要とされている証拠ですね。
コロナ禍の影響もあるとは思いますが、社会人には英語学習は独学としての需要も高まっており、それと同時にたくさんの英語に関する教材などが巷に溢れています。
そんな中で今回は『厳選した』英語学習教材を初心者の人用にご紹介します。
そもそも何の英語学習教材で学ぶべきかという理由から、厳選したおすすめ英語学習教材を解説していきます。
まずは英語学習で何を学ぶか決めましょう
あなたは次のどちらに当てはまりますか?
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英語を学習したいという入口としては同じかも知れませんが、英語と英会話は似て非なるものです。
日本人は英語を学ぶとなると、特に英語が苦手な人は中学や高校のときの入試勉強に苦い思い出があるためか、社会人になって英語の勉強を始めようとする人は必ず、
「楽しく英会話を学びたい!」
という理由で英会話レッスンに申し込んでくる人がほとんどです。
出来れば、基礎から英語を学んで欲しいところですが、英語を学ぶ取っ掛かりとして、英会話は楽しみながら学べることは間違いないのでおすすめではあります。
「英会話って楽しいなぁ」というモチベーションがないと続きませんからね。
いずれ学んでいくうちに、自分の英語力の足りないところなどに気付いて来るので、そのときに並行して英語を基礎から学ぶのも英語を使いこなすための近道ではあるからです。
しかし、最初に断っておきますが、英語を基礎から学ぶにしても、英会話を楽しみながら学ぶにしても英語を使いこなすためには語彙力UP、読解力UP、リスニング力UP、スピーキング力UPやライティング力UPは必要不可欠であることをご理解ください。
おすすめの英語学習教材
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上記の通り、英語を基礎から学ぶための教材を厳選しました。あくまでも初心者を対象にした英語学習教材です。
中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本
語彙力UPのためには、まずは中学で学ぶ英単語は確実に覚えておきましょう。
この本の素晴らしいところは、「単語を短い期間で繰り返すことの重要性」と「実際に1ヶ月で1000単語覚える具体的なやり方」が記されており、「え!英単語ってこんな風に覚えるんだ!」と気付かせてくれる一冊です。
英語を使いこなすには、語彙力が無ないと話しにならないので、「英語の学習の方法が分からない」という人にぜひ一読してほしい教材です。
Pearson English Graded Readers シリーズ Level 1: The Adventures of Tom Sawyer
Pearson English Graded Readers シリーズは読解力UPのためには欠かせないリーディング本シリーズの一つです。その中でもレベル1の “The Adventures of Tom Sawyer” 「トム・ソーヤの冒険」は日本でもなじみが深く、著者マーク・トゥウェインの不朽の名作です。構文は簡単そのもので、英単語も分かりやすいものばかりで構成されています。トムのガールフレンドのベッキ―のツンデレな感じがこんな簡単に表現できるのかと辞書いらずで理解できてしまいます。これで物足りないと感じたならば、次のレベルへ挑戦です。楽しみながら読み進めることができるシリーズとなっています。
Penguin Readers: Level 1 THE ADVENTURES OF TOM SAWYER (Penguin Readers, Level 1)
5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる
多くの日本人はリスニングが苦手と言われていますが、実は英語には一部が省略や短縮されたり、隣り合う単語が繋がって発音されたり、全く違った音声変化というのがあるというルールを知らないため聞き取れない人がほとんどなのです。そこで、そのルールを5つとし、音声変化を体系的に学べ、聞き取れるようになり、リスニング力UPするのがこの教材です。この本で学んだ内容をもとに、継続してシャドーイングなどのトレーニングに取り組むことで、細かな聞き取りがさらに簡単にできるようになっていくでしょう。
新装版 耳からマスター! しゃべる英文法
英会話を聞いたあとに内容に関する質問に英語ですぐに答えていくようになっています。内容に関する質問に加え、自分自身に関して質問に具体的に答えていく練習もできるので、独学でスピーキング練習できるのでスピーキング力UPには最適な教材です。質問にすぐに答える練習を繰り返すことで、「知っている文法」が「自動的に使える文法」として定着し、スピーキングに役立つ文法の力を鍛えることができます。
TAGAKI® 10 (TAGAKI®(多書き))
多読ではなく、「多書き」です。
英作文というと自由に書いて大抵間違いだらけで英語の先生に直されるものですが、このTAGAKI® 10ではまず間違うことがありません。なので、どんどん次の文章を書き写して慣れていく感じがあります。お手本の構文の一部を書き換えながら、徐々に自分でも文をつくれるような構成になっています。専用のアプリを使えば、音声も聴けます。
シリーズになっており、20、30とレベルアップしていくことができます。
ライティングはこれでばっちり! TAGAKI(多書き) 10~50 (全5冊)と 英語、書けますか? セット
英語学習教材を手に入れたら
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以上、5つの厳選英語学習教材を手に入れるならば、『中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本』から始めてください。なぜなら、語彙力が無ければ何も理解できません。
語彙力UPを始めたら、それをやり切るのも良し。何回も繰り返しすることで記憶への定着率も上がるのでおすすめです。
その後は、どれでも構いません。すべて初心者向けなので、全部手に入れて、各々10分ずつで1日50分の英語学習することも可能です。いろいろ試してみて、自分に合った方法で学習してみてください。少しずつでも前に進むことで英語を使いこなすための近道になりますよ。
まとめ
語彙力UPは英語を使いこなせるようになるためには、必須です。
なぜなら、語彙力UPすることで瞬時にその英語の内容を読解できたり、聞けたりするため、スムーズに英語を理解出来るからです。途中で「この英単語の意味は?」となると、英語の内容から離れてしまい、問題に集中できなくなるからです。
しかし、安心してください。
英語学習は独学が主体となりますが、語彙力UPに集中しながら、インプット(覚える)しながらアウトプット(音読する)を必ず行うと、本当に英語を使いこなす力がUPします。